屋根Coolerの製作 2005年初夏

構想

 夏場になってきました。工房のある家は、2Fリビングで、結構屋根のヤケが部屋の温度に影響します。そこで、屋根を冷やすためのクーリングシステムの製作を計画しました。クーリングシステムと言っても、方法は色々あると思うのですが、何しろローコストで、DIYで行えるシステムの計画です。
 そこで、塩ビのパイプを利用して、水をまくシステムを考えました。これならば、パイプとホースさえあれば、簡単に製作できます。

準備

・塩ビのパイプ
  ホームセンターで太さ13mm、長さ2mのものを2本買いました。1本あたり150円ほどでした。
  それと、2本のパイプを接続する継ぎ手、先端を止める蓋も合わせて購入しました。それぞれ25円くらいでした。
・ホース
  10mの耐圧で藻が付きにくいというのをホームセンターで買いました。800円ほどでした。
・電動ドライバー ・・・2.5mのドリルビットを使いました。
・マジックペン
・針金
・ペンチ  

製作

1)パイプ2本を横に並べて輪ゴムでしばります。

2)だいたい15cm位の間隔にマジックで印を付けます。

3)マジックの印のところをドリルで穴を開けます。


4)パイプ1本で水が流れるかのテストをします。 ご覧の通り、上手くいきました。


5)2本を継ぎ手でつないで、テストをします。 今度もバッチリです!
     

これで一応完成です。大体30分程度の作業でした。

設置

 ついに設置をすることになりました。屋根に持ち上げて、屋根の傾斜の一番高い地点に置き、針金を使って固定しました。その後、10mのホースをつなぎ、上手に這わせて水道の蛇口まで引きました。
 そして、水を出してみました。

・・・ちょっと失敗です。屋根を上手に伝わった水が、雨樋にまっすぐ流れると思っていたら、パイプの端の方の穴から出た水が、屋根の端に流れてしまっています。そこで、端の穴3つをテープで巻いてふさぎました。

所感など

 製作は、結構簡単でした。問題は、効果の程なのですが、現在何日か水を流していますが、少しは効果あるのかな?程度でまだあまりはっきりとは分かりません。それと、気になるのが水道代です。結構ちょろちょろ程度で流していますが、どの位の料金がかかっているのか、不安です。夏場のエアコンの電気代との兼ね合いですが、少しでも安くなっていてくれることを願っています。


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